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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第28章 新生活下準備



『2人体制?

え?でも、私中山さんと初めて会った年末のときは、中山さんだけでしたよね?』

秘書「その時は丁度少し前に、以前まで一緒に仕事していた人が親の介護で辞めてしまったんです。

それ以降は私1人で回していましたが、大分キツイものがあり、社長に相談して、新しく人を雇いました。」

『な、なるほど。・・・その人がいるから、今ここに来ているという訳ですか・・・』

秘書「そうです。

その人も、以前別のところでも秘書をしていたので、覚えも早くて助かりました。」

『経験者ってことは、それなりの年齢なんですか?』

秘書「そうですね・・・私とあまり変わらない年ですが、いろいろテキパキ動いてくれます。」

『その人は、この時間の仕事でも大丈夫なんですか?

所帯とか持っていれば、旦那さんが良い顔しないのでは・・・』

秘書「大丈夫です。彼女は独身ですし、今の所結婚などはまずないでしょう。

それに、お付き合いしている方がいますが、その相手が相手なので。」

『?相手が相手って何か意味深ですね?』

秘書「まぁ、いずれ國生さんも知る事になりますから、教えましょう。

その方の交際相手が、ペロスペロー様なんです。

ですので一種安心ですし、いろいろ任せても何も問題ありません。」

『ぺ、ペロスペローさんの?

え?マジですか?な、なんでカタクリさんの秘書に?』

秘書「なんでも、ゆくゆくはペロスペロー様の秘書として働きたいが、いろんな経験もしてみたいと言っていました。

ペロスペロー様に至っては、ご自分の交際相手が社長の近くにいた方が、國生さんと社長の情報がすぐに届くから一石二鳥とも言っていましたね。

なんだかんだ、皆様社長と國生さんのこれからを見守りたいんですよ。」

『ほ、ほえー。

なんか納得です。
にしても、そっちもそっちで、私たちとあんまり変わらないくらいの年の差カップルなんですね。』

秘書「?いえ。あの方々の年の差はあんまり変わりませんよ?」

『え?でも中山さんと年が変わらないんなら、結構な年の差があるんじゃ・・・

え?中山さん、こんなこと聞くのもあれですが、年いくつなんですか?

私、自分とあんまり変わらないと思っていましたが?
30代前半、中盤ぐらいって・・・あ、新しい人の方が年上なんですね?』

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