社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第28章 新生活下準備
カ「考えさせるのか?」
『はい。
別に綺麗に仕上がるなら、高温で短時間でも良いんですが、マニュアル通りの温度と時間と比べると、味が変わるんです。
マニュアル通りの方が断然おいしい。
それを一度試食してもらうんです。
調理マニュアルと言うのは、開発担当者がこれが1番おいしい作り方を研究に研究を重ねて作った物だから、これ以上に万人においしいと言われるのはうちではないから、ちゃんとマニュアル通りに調理してと教えます。
それに、お金を払うならおいしい方を食べたいでしょ?
自分が買いに来たら、絶対そう思いますもん。
まぁあくまで万人なので、その人の味覚によっては、こっちの方が良いという人もいますが。』
カ「そんなところまで教えているのか?」
『はい。これは私の持論ですが、ちゃんと理由とこんな結果なんだって、お金をかけてでもやるべきだと思ってます。
それをすると、みんな覚えが早いんです。
やっぱり経験ってものが言いますね。』
カ「なるほど。だから全てに理由があると言えるわけか。
それに・・・」
『?どうしました?』
カ「いや、何も。
もう破戒僧組から追われるような事もない。
だから明日から自由に出歩ける。」
『すいません。いろいろお手数をおかけして。』
カ「後から分かったことだが、実はうちの弟であるスナックが、ヤツ(ウルージ)に煮え湯を飲まされていたようだった。
そんな中、椿姫のこの問題があり、クラッカーが代わりに敵を打ったような感じだ。
ある意味では、シャーロット家としても、ベストタイミングだったわけだ。
だから気にするな。」
『そ、そうですか。』
カ「椿姫、俺は明日からしばらく、ここには来れねぇ。」
『?別に大丈夫ですが、何かあるんですか?』
カ「月末にある株主総会の準備のためだ。」
『株主総会って・・・たまにニュースでやってるヤツですね。
そんな時期なんですか...』
カ「落ち着いたらちゃんと会いに来る。
その時には、一緒に色んな所を回ろう?」
『そ、それって!デートってヤツですか?!////////』
カ「あぁ、その時には必ず連絡する。」
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