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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第26章 不器用な男



ス「はぁ・・・なら、尚更椿姫の精神衛生面を何とかしないといけないのではないか?」

ダ「何故だ?

カタクリがいれば十分だろう?」

ス「それも、そもそも間違いなんだ。

カタクリ兄さんがいれば良いという話でもない。」

ブ「そうよ?

カタクリお兄ちゃんに悩みとか全部話せたら良いんだろうけど、でもそうはいかないでしょ?

男には言えない事も女にはあるのよ。」

カ「俺は女だから、男だからとは気にしないがな。

椿姫の抱えているものは、全て知りたいのが本音だ。」

ブ「だから、違うってば!」

ス「現に、男でも女に・・・特に好いた相手に言えない事の1つや2つあるだろう?」


「「「「「?!(・・・そう言えば...確かに下事情とか言えねぇな…)」」」」」


ス「そういうことだ。」

ブ「だから、女の子の話し相手がいたらなって話しよね?」


「「「「「「「(どうしたものか....)」」」」」」」


7人がそう話をしている中、

コンッコンッコンッ


「「「「「「「?!」」」」」」」


部屋にノック音が響いた。

?「カタクリ社長、ただいま戻りました。」

そこに入っていたのは、カタクリの秘書である中山だった。

カ「あぁ、ご苦労だったな。」

秘書「はい。あら?お取り込み中でしたか?」

カ「いや、大丈夫だ。

それより、荷物はどうした?」

秘書「戻ってくる前に、ホテルに行って國生さんへ届けて来ました。

その時に、少しお話もしましたが。」

カ「そうか・・・」

秘書「社長、このカードはお返しします。」

カ「そのまま椿姫に渡せば良かっただろう?」

秘書「こういうのは社長から渡してください。

でないと、國生さんは受け取ってもらえませんよ?」

ぺ「おや?そのカードはなんだい?(ニヤニヤ)」

オ「見たところ、ブラックカードの様だが?(ニヤニヤ)」

ダ「しかも椿姫の名前が書いてあるな。(ニヤニヤ)」

ブ「お兄ちゃん、これってもしかして・・・」

ス「まさか、そこまで・・・」

モ「カタクリの兄貴はそんなにしてまで・・・」

カタクリと中山のやり取りに、6人は中山が持っていたカードを覗き込む。

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