社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第25章 旅たち
『えっ?私に会いに?///』
カ「"惚れた女"に会いたくなるのは当然の事だろう?」
『ほ、"惚れた女"って・・・////////』
カタクリの返答に顔を赤くする椿姫。
『("惚れた女"なんて初めて言われた・・・
カタクリさん、本当に私の事好きなんだな?
って言うか、超恥ずかしい)////////』
赤くなる頬を見られないように、自分の手を頬に添えてうつむく椿姫に、カタクリは愛しく想い優しく見つめる。
『あ、じゃあ明日はお仕事ですね?
挨拶をさっさと終わらせないと!』
カ「そこも気にしなくていい。
会社を出る際にも言っていたし、アイツら(メインドーナツの部下)を呼ぶ際にも調整してくれと連絡してる。」
『え"っ?!そんな所まで?』
カ「椿姫の住まいの手続きまあるからな。
アイツ(秘書)に言っておけば全てやってくれる。」
『・・・中山さんの負担が半端なさそうですね。汗』
2人が話し込んでいる間にイオン杜丘に着いた。
車を降りて店に向かう。
会社としてはもうメインドーナツの直営店になるが、手続き等はこれからのため、客用の出入口から建物に入る。
店に着くとレジ前に客がいたため、接客が終わってから声をかけようかという流れで店前で待機する。
すると接客していた従業員が椿姫達に気付き、一瞬裏に声をかけて接客を再開させた。
それとほぼ同時に裏手から派手な音が響くと、バタバタと店長の長谷川が出てきた。
長谷川が椿姫とカタクリを確認すると、急いで客席側に出てきた。
『カタクリさん、なんかすいません。
長谷川さんめっちゃてんぱりすぎてて、ドジっ子になってますね。汗』
カ「いや、大丈夫だが・・・」
長谷川「カタクリ社長!初めまして。
イオン杜丘店の店長をしています。長谷川です。
よろしくお願いいたします。」
長谷川はカタクリに挨拶して勢い良くお辞儀をする。
カタクリも軽く挨拶をすると、客席に促される。
座るのと同時に紅茶を用意された。
『長谷川さん、すいません。
今日急遽お休みいただいてしまって。』