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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第24章 成敗しに参ります



『・・・そうですね。12月中旬~1月中旬までいなかったからという理由で、1月と2月の給料はいつもの半分でした。』

カ「店長研修中の期間の費用やかかる金は全てうちが持つというのも聞いていただろう?」

『はい、そうですね。

店長研修は実際はうちで払わなければいけないところを、メインドーナツ負担でしたし、食品等も全てメインドーナツ負担でしたね。』

カ「実際はその他に、椿姫が抜けた分の店の利益等も入っている。

うちは事前に、近年の椿姫のいる3店舗の年末年始の売上も割り出して、1番多い年プラス謝礼として、コイツらに支払っていたんだ。

それなのに、コイツらときたらその金を店の利益をするわけでもなく、全部自分たちで使い切ったんだ。
十分すぎるくらい金はやったのに、それでも戻ってきた椿姫に酷使させて、給料も減らした。

どれだけ椿姫から奪えば気が済むんだ?
お前たちはそれほどにも働いてねぇのにな?」

「ど、どうかご勘弁を・・・」

カ「椿姫を蔑ろにした罪は重いぞ?

お前たちこの会社の役員共、関係者は全員、労働基準法違反、横領罪として、然るべき場所に引き渡す。

これは決定事項だ!」

「じゅ、従業員はどうなるんです?」

カ「その件に関しても、ちゃんと考えている。

メインドーナツの店はうちの直営店にする。

他の店舗は一時的に預かり、それぞれの店で受け持ってもらうか、店を閉店させる。希望者はメインドーナツで働かせる。

閉店した店を利用してメインドーナツの新店舗を作っても良いし、兄弟に声をかけて、万国グループの他の店舗を作っても良いだろう。

使い道はいくらでもある。」

「そ、そんな・・・」

「それと、うちの小林から伝言です。

"僕はずっと忠告や指導をしてきたけど、一向に直らないからそうなるのも仕方ないね。
向こう(塀の中)で楽しく暮らしなよ?笑"

だそうですよ。」

『と、言う事は?
買収、と言うやつですか?』

カ「そんなもんだろうな?

おい、その手続きについては任せたぞ。」

「はい!お任せを。」

カタクリは連れて来た2人に指示を出して、自身は外で待機している部下に連絡をする。関係者を全員連れ出すように指示を出し、後は全て部下に任せて椿姫を連れて、建物から出た。

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