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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第24章 成敗しに参ります



カタクリはボイスレコーダーを止める。

「「「「こ、この内容は?!」」」」

カ「貴様らがとある店で言っていた内容だろう?

このボイスレコーダーはうち特製だ。
指定した対象者の声しか録音されねぇ。

だから、雑音もないし、鮮明だろう?」

「な、なぜあの店を」

カ「言っただろう?ずっと探っていたと。

信頼できる部下に、ずっと探らせていきそうな場所に潜らせていたんだ。

どうだ?ちゃんと証拠はあっただろう?」

「ぐっ・・・・」

椿姫はわけがわからず、ただその場の会話を聞いているだけだった。

カ「俺は、ずっと國生が欲しいんだと言っていたのに、いつも袖にされていたもんなぁ・・・

その件も含めて、お前たちへの対処をうちで考えた。」

社長「ま、待ってくれ!

待ってください・・・
これまでのことは謝ります。
國生も引き渡しいたします。

なので、どうか穏便に・・・
他の従業員だっていますから。
(消されるのだけは!・・・)」

近藤含めた社長、その場に同席している者全員がカタクリに対して土下座をする。

カ「・・・なにか勘違いをしているな?

お前たちはうちに謝罪するのはもちろんだろうが、1番に謝罪する相手を間違えていないか?

今まで、國生を奴隷のように働かせて、本人の意思など関係なく酷い対応をしてきたこと。

まずはそこからじゃないのか?」

「・・・」

カタクリが目の前の土下座集団に言っても、変わる事はなかった。

カ「・・・フンッ、所詮はどうしようもないプライドが優先か・・・」

『カタクリさん。私は大丈夫です。

もう、いなくなる身ですから。』

カ「椿姫、良くないぞ?こういうのはしっかりとしないとな?

・・・俺はな、悔しい事があった。

2月の椿姫が倒れた日だ。
連絡をもらった時は耳を疑ったが、椿姫が店長研修から戻ってからの1月は調査はしていなかった。

だから再度調査させたんだ。
そしたら、コイツらは本当にクズな奴らだと実感したよ。」

『・・・なにかあったんですか?』

カ「あぁ、椿姫には年末年始の穴の開いた分しっかり稼いでもらう。
その分とれるはずだった利益も徴収すると言ったみたいじゃねぇか?」

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