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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第24章 成敗しに参ります



ー・ー・ー・ー

近藤「社長!あの契約の件、國生に言ってきましたよ!

あの内容はアイツにとっては破格の内容です。
必ず首を縦に振るでしょう。」

社長「そうすれば、契約が成立したら、最初の2か月ほどは契約書の通りにしろ。

それ以降は、金も勤務内容も、全てもとに戻せ。

いや、勤務としては各店舗プラス1時間にしろ。
そうすれば、余分な人件費もかからずに済むだろう?

ヤツには利益を出させるだけ出させれば良い。」

「社長、國生が結婚して退職する場合や、妊娠等したらどうしますか?」

社長「なぁに、問題ない。

結婚しても辞めさせなどしないし、子ができても、ギリギリまで働かせて、産まれたらすぐ復帰させてやるよ。

そんで抜けた分も補うように、しっかりと働かせてやる。」

近藤「なに言ってますか?笑

妊娠するとか結婚とかの前に、相手がいませんよ。
アイツはずっと独り身ですよ?
それに、うちにいる間も出会いの場なんて与えません。
なので、アイツは一生うちのいいコマですよ。笑」

「同感ですね?笑

ところで、メインドーナツのカタクリ社長が、まだ國生を欲しいと言っているみたいですが?

どうするんです?」

社長「そんなもん、スルーしておけ。

どうせ、アイツはどこに行ったって、使えないのは目に見えている。
適当に返事しておけ。」

近藤「とりあえず、私に言われている分は"本人は行く気はしない。ずっとうちにいたいんだ。"と返しています。」

社長「それで良い」

「本人に言っているんですか?」

近藤「まさか。アイツが前に店長会議で発表したあとからずっと勧誘されているが、一度も本人に言ったことはない。

言ってしまったら、"行きたい。"と言われるのは当然だ。

アイツの耳にも入れていない。
接客コンテストの件だって、一度も言っていなかったからな。
なのに今回は、カタクリ社長と去年やり取りがあったからか、本人に直接言ってきた。
それが無かったら、今回も本人に言わないつもりだったのにな。」

「悪い人ですね。笑」

近藤「そりゃあ、そうでしょう?

吸い取れる分は吸い取らないと。

次はどこにいきますか?社長?笑」

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