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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第23章 絶縁宣言



『そう・・・これではっきりしたし、覚悟もできた。

私、あなたたちと絶縁します!

家族じゃない、今までもこれからも。
もう関わりたくない。

ただ家を出るんじゃなくて、縁を完全に切ります!』

カ「・・・それが良い。

手続き等はサポートしてやろう。」

母「勝手に決めるんじゃないよ!

縁を切るのも、出ていくのも勝手だけどね、せめてお金を作りな!

今まで育ててやった分と、迷惑料として1千万。とりあえず、払な!
じゃないと許さないよ!」

柚姫「お母さん、それじゃ足りないよ!

絶対に払えない、億を言わないと!」

父「そうだな、金を払えば出て行くのも許してやろう・・・

1億だな。」

『・・・あなたたちはどれだけ・・・

私が高校生の時にバイトして出た給料も全部とりあげたのに?
私知っているのよ?
将来の私のためって言っておきながら、全額柚姫にいっていたこともね。
柚姫にはバイトもさせないで、大学で遊ぶためのお金として私から巻き上げていた・・・

どれだけ私はあなたたちから奪われないといけないの?

もう十分でしょう?』

カ「・・・椿姫、金のことは気にするな。」

『え?・・・』

カタクリは廊下で椿姫の荷物を運び出していた部下にある指示を出した。
数分するとその部下がアタッシュケースを2つ持って来て、カタクリの前に置いた。
カタクリはアタッシュケースを開けて中身を確認した後、椿姫の両親の前に置いた。

カ「この中に2億入っている。

本当はこんなことをしたくはねぇが、椿姫の自由のためだ。
この金と引き換えに椿姫をもらい受ける。

まだ足りねぇようなら、後日金を送ってやろう。
いくらだ?5億?10億?」

『ええっ?!

カタクリさん!!何やっているんですか?
私なんかのために、こんな大金・・・』

カ「椿姫のためだからこそだ。

椿姫が俺のもとに来てくれるなら、いくらでもだしてやる。
言っただろう?

"椿姫にかかる金など、惜しくない。

いくらでも出してやる。
俺の全財産お前にかけても良い。"

とな。」

父・母・柚姫「・・・」

父「もう、勝手にしろ。

二度と帰ってくるな!」

カ「無論、そのつもりだ。」

カタクリは椿姫の手を引いて家から出て行った。

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