社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第23章 絶縁宣言
母「醜くさせて遊んでいたんだよ。
段々似てくるアンタが、もうあの女にしか見えなくなった。
だから復讐を考えた。
あの女が惨めなようになる・・・それがたまらなくスカッとさせたんだ。」
『似ているだけで、私に復讐?』
母「あぁ、そうさ。
まるまる太らせたらまともな恋愛も、おしゃれもできない。
アンタ夢だって、叶えさせたくなかった。
女の幸せも、人としての幸せも、与えたくなかったんだよ。」
『太らせたら、誰にも相手にされなくなると?
私の夢を潰させて、何をしようとしてたの?
もともと私は家を出る気だったのに・・・いなくなる予定だったのに・・・
なんで縛り付けたの?
そんなに不幸にさせたかったら、早いうちから捨てれば良かったじゃない?
なんで?・・・』
母「ふふふ、それはね、いずれは柚姫ちゃんの便利な駒になってもらおうとも思ってもいたのよ。
それが奴隷なのか、お金を稼ぐだけなのかはその時によるんだけどね?
だから、高校にも行かせたじゃない?
少しでもお金を稼ぐには学歴は必要。
それは私が一番痛感したわ。」
『それで、お金のかからない近場の高校までは行けたのか。』
母「あとはね、もし柚姫ちゃんに多額のお金が必要になったら、アンタの身体で稼げば良いじゃない?って思ってもいたのよ?
学生のときに相手にされなければ、男を知らなければその分金になるわ。
必要になりそうになったら、無理にでも痩せさせれば売れるし、まぁ、太っていてもマニアはいるからね。
少しでも高いお金にするためよ。
それでアンタが地獄を見れば、私の復讐は達成される。」
『今回の私をヤクザに売ったのは、お母さんの計画の延長線上にすぎないってことだね?』
柚姫「・・・えぇ、そうよ!
アンタがお金を返して、稼いで・・・完済終わっても、アンタがタヒぬまで稼いでもらう。
私はまだアイツらと繋がっているからね?
だから、アイツらには手数料として半分、私は紹介料として半分もらうつもりだったのよ!
そうすれば、私は働かなくても遊んで暮らせるわ。
その計画があった。
それが、昨日の夜からアイツらと繋がらないから、おかしいなと思ってた。
・・・アンタがここにきて、確信したよ。
アイツらがやられたなんてね。」