社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第21章 怒りの拳
支部長「あぁ。その方が金になる。
アイツが作った600万に、ソイツの持っていた、あの女が差し出した200万を差し引いても、400万足りねえ。
その分をしっかり稼いで貰わねぇとな?
1番手っ取り早いのは風俗だ。
だからソイツを連れてこさせたんだが・・・本当に処女か確かめねぇとな?
あの女が嘘をついている可能性もあるし、本人が言っていたとしても、こちらからしたら信用性はないのでね。
だから、身体のチェックをさせた。
処女かどうかは、膣ん中探ればわかるもんだ。
狭さ・・・というより、膜があるかどうかだ。
本番はしねぇよ。価値が下がる。
チェックさせたのは、ウチでも指の長ぇヤツらだ。
中を探らせるのならうってつけさ。
いつもソイツらが担当してるから、今回も同じようにしてんだ。」
カ「上半身もチェックする必要はあったのか?」
支部長「そりゃああったよ。
肌の色、質、ハリ、乳とケツのデカさ、揉みごたえ・・・全て確認することにより、どれだけの値段で売れるのかを正確に調査しねぇとな?
はえぇうちに400万作ってもらって、その後も使えそうなら、ダメになるまで永遠にその世界にいてもらう。
良い金ズルだ。笑」
支部長の答えに、カタクリの怒りは更に上がり、顔を般若の様にさせて支部長を睨み見た。
そして、最後の問いかけをする。
カ「・・・なぜここまで細かく説明してくれる?」
支部長「そりゃあ今タヒぬやつに、冥土の土産として教えたまでだよ。」
支部長の言葉を合図に、部下である男たちがカタクリに向かっていく。
カ「そうか・・・なら、貴様からもう聞く話はねぇな。」
カタクリは言い終わると同時にすぐ近くまで来ていた男を、殴り飛ばした。
カ「お前ら、俺の・・・俺が惚れた女に、こんなことしやがって・・・タダで済むと思うなよ?」
カタクリは汚物を見るような目で男たちを捕え、1人で数十人いる男たちを片付けていく。
ク「あぁ〜あ、兄貴、ガチギレしてんな〜。
ありゃぁ、下手に手出さねぇ方が良いな。
おい、ベッジ。」
ベ「あん?」
ク「カタクリ兄の手助けとかすんじゃねぇぞ。
こっちまで巻き込まれる。
俺らは後処理のことを考えてろ。
とりあえず、椿姫は病院に行かせると思うから、その手配と、毛布を準備しておけ。」
ベ「...あぁ、分かった。」