社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第2章 店舗査定?
『そ、そうだったんですね。
失礼いたしました。
店長の代わりに、私が対応させて頂きます。
どうぞ、おかけになってお待ちください。
お飲み物は何が宜しいですか?』
カ「では、ホットティーを頼む。支払いは」
『あ、うちの不手際なので、大丈夫ですよ。
ペロスペロー社長は?』
ぺ「私も同じのを頼むよ。ペロリン♪」
『かしこまりました。
ではお待ちください。
準備が出来ましたらお持ちいたします。』
椿姫はバイトにホットティーを任せ、従業員にこれまでの状況を説明してもらい、簡潔に整理していた。
従業員によれば、
15時過ぎにシャーロット社長御来店
15時40分頃に中々店長が来ないため、今いる従業員に確認。
こっちはこっちでシャーロット社長が来た時から店長に電話してるが、一切電話に出ないため、どうしようか迷ってたらしい。
椿姫は椿姫でサンドイッチ店もあるから呼びづらい。どうしようと混乱していた様だ。
『良くシャーロット社長だってわかったね?』
渡辺「それが、先週からずっと、シャーロット社長の写真を店長から見せられていたんです。
それに昨日、「明日、シャーロット社長が来るみたいだけど、その対応は國生さんに任せておいてね!」とかわけの分からないこと言ってたので、冗談かと思ってました。」
『・・・そういう事か。道理で私の電話も出ないのね。嵌められたゎー。』
椿姫は従業員からあらすじを聞きながら、携帯で店長へ何回も電話していたが、その電話にも出なければ、一切返事も無かった。
バイト「というか、國生さんもう1人の・・・ペロス?さん?知り合いですか?」
『あぁ、ペロスペロー社長?
朝に2号店で会って挨拶したの。だから知ってる。
シャーロット社長のお兄さんで、あのフェイバリット キャンディの社長だってさ。』
渡辺「えっ!あのキャンディ専門店の?!
なんで来たの?!」
『なんかね、新店舗考えてて、
まだこの辺り見てないから、偵察にきたみたいよー。
・・・はぁ、、、とりあえずLINEだけ送ってから、
私対応するゎ。
悪いけど、店の事よろしくね。』
「「「はい!よろしくお願いします!」」」
バイトに作ってもらったホットティーを手に
椿姫はシャーロット社長2人の対応へ向かったのだった。