• テキストサイズ

社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第15章 報告と着飾った姿



しばらく椿姫の近くに行けそうにないと思いながらも、せめてどんな格好をしてるのか確認したくて、こっそりと会場内にいる椿姫を探すカタクリ。

カ「(どういうことだ?椿姫の姿が見えねえ!

まだ準備が終わってないのか?それとも来る気は無いのか?

どこにいるんだ?椿姫!!)」

必死に椿姫を探すが、見つけられないカタクリ。

そうこうしているうちに、パーティー開始のアナウンスが会場内に響いたため、カタクリは周りにいる各企業の重役たちに軽く一礼し、用意されているステージに上がる。

あんまり長いのもと思い軽く言葉を綴り、司会者の進行のもと乾杯の音頭を取る。

乾杯が終わると、それぞれ料理を食べたり談笑したり、自由な時間になるが、相も変わらず自分の周りにはさっきとは違った各企業の重役たちが集まってきてしまう。

カ「(椿姫はどこなんだ?

挨拶の時に知らねぇ女と目が合った時に会釈されたが、アイツは誰だ?どこかの重役の娘か?

クソっ、椿姫を探したかったのに、何故かあの女から目がそらせなかったが...何故だ?!)」

いくら自分の目で椿姫を探しても見つけられなかったカタクリは、隙を見て小林を呼び、「椿姫を見つけたら、すぐ俺に通せ。良いな?」と指示を出し、再び重役たちの対応をするのだった。
(小林曰く、このときのカタクリは”すぐ呼んでこなかったらどうなるかわかるよな?”という言葉が聞こえ、目がまるで”コ○すぞ”と言っている様だった。と本人は言う。)

重役たちの対応をして数分。カタクリは小林に声をかけられる。

小林「カタクリ社長、少しよろしいでしょうか?」

カ「?小林か?どうした?(見つけたか?)」

小林「カタクリ社長、今回の特別審査枠の最優秀賞者である、國生 椿姫さんをお連れしました。」

カ「あぁ、(やっと連れてきたんだな?やっと会えるんだな椿姫・・・)

どk・・・?(この女は、さっきの?)」

カタクリが小林の方を向き、小林の促された手の先にいる人物に既視感を覚えるカタクリ。

その人物は、先程カタクリが乾杯の前の挨拶の時に会釈された女であった。

/ 427ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp