社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第14章 開催!接客コンテスト
椿姫がとりあえず準備をしようと、用意された更衣室へ向かう。
その途中で目の前にカタクリが現れた。
『お疲れ様です。
大変ですね。空いた時間は関係各社との挨拶に追われて。』
カ「仕方ねぇ。普段あんまりやり取り出来ない分、今日だったら世間話のように会話ができるからな。
各社、俺と強くコンタクトを取りてえんだ。そうすれば、他方面でも色々融通が聞く。」
『さすが大企業の社長は違いますね?
あ、そうだ。入院費支払っていただきありがとうございました。』
椿姫は深く頭を下げる。
カ「やめろ。その話は3ヶ月前にLINEでもしたし、気にするなと言ったが?」
『私の気が収まらないんです。
返金などしなくても、何ヶ月前でも、気にしなくて良いと言われても、直接会ったら、ちゃんとお礼は言わないといけません。
親しき仲にも礼儀あり
小学生の頃担任の先生が口癖の様に言っていた言葉です。
大人になった今なら、その意味も理由もわかる。
だから、こういうのはちゃんと言っておかないと、後悔すると思ったんです。やっと言えました。』
カ「そうか、ならその言葉は貰っておこう。」
『ありがとうございます。』