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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第14章 開催!接客コンテスト



準備も終わり、前半の出場者の接客が始まった。

どの出場者もつわものたちを打ち負かしただけあり、どれもレベルの高いものだった。違いとしたら、自分の接客は何に重きを置いているかぐらいだった。

前半が終わり椿姫は堀内のもとへ行き、やる気を上げるため声をかけた。

『堀内くん、君ならできるよ!自信もって!』

堀内「國生さん、僕は無理ですよ。

さっきまでの他の出場者のを見て、みんなレベル高くて、自身無くしました。」

『大丈夫だよ!堀内くんも負けてないから。

それはずっと堀内くんの努力を見てきた私だからわかる。大丈夫だよ。』

堀内「出るからには自分のできる限りのことはやりますが、良い結果にならない気がします。」

『弱気にならないの!どう転んでも、精一杯やれば自分に良い結果になるんだから!』

堀内「とりあえず頑張ってきます。やるしかないですね。」

『そうそう。頑張れ!』

堀内に開始前の鼓舞を送った後、椿姫は客席に戻ってきた。
ちらりとカタクリの方を見たが、堀内のところに行く前と変わらず、関係各社と話をしていた。

状況を見て、これは終わるまでカタクリのもとへ行けないなと思い、自席に着いたのであった。


堀内は少し噛んでしまったが、それでも自分の精一杯の接客をしていた。
しっかりと自分の思いを披露していた堀内に対し、椿姫は誇らしい気持ちになるのだった。

後半も終わり、次は特別審査だがそれはお昼休憩挟んで午後からになる。椿姫は堀内を連れて近くの飲食店へ行き、噛んだことに落ち込んでいる堀内を励ましたのだった。


午後の特別審査の時間になり、まずは説明を聞く。
今回は12名出場だ。候補者は15名いたのだが、本人が「店が忙しい」や、「出場するつもりはない」とはっきり言われた等あり、この人数になった。

特別審査も前半6名と後半6名に分かれて行う。

そして、特別審査の出場者は何番目にやっても完璧に対応してくれるでしょうということで、主催者が決めた順番で行うことに。

椿姫の順番は12番。最後であった。

前半が終わり、休憩時間。椿姫はロビーで今度は堀内から励まされていた。



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