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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第14章 開催!接客コンテスト



近藤「病み上がりだろう?

辛くないのか?」

『その状況を作り出したのは、あなたたちでしょう?!

それに、特別審査は決勝だけですよ、出るのは。

その決勝も5月!しかもゴールデンウイーク終わった翌々週。
休みも回した後ですよ。
私1人いなくてもいけますよ?』

近藤「仕方ない、長谷川さんに長期で休んでもらうように・・・」

『長谷川さんが長期で休みを取ろうが、仮病を使おうが、私は絶対に行きますからね。

そのために、私は食事トレーニングと体力づくり頑張ったんですよ。
会社に、出場させないって言われないために。』

近藤「お前は冷たいな。」

『その言葉、そっくりそのままお返しします。
今までの私への対応は、私のさっきの言葉よりも冷たいものばかりですよ。

それに、長谷川さんはどちらかというと、できるだけ店にいさせた方が良いですよ。

まさか、年末に離婚していたなんて思いませんでした。
もう少し後・・・年度明けかと思っていましたが、年明けるまでに決着つきたかったんでしょうね、奥さん。』

近藤「あぁ、そう言えばそうだったね~。

今はどうしてるの?」

『離婚したあとは、すごいしょぼくれていたらしいですが、今は吹っ切れて、仕事に励んでいるみたいですよ。

あと、できるだけ家に帰りたくないって言っていました。
誰もいない家に帰っても、寂しいだけだって。』

近藤「なら、長谷川さんは口実に使えないな。」

『店長の立場なんだから、もとから口実に使えませんよ。

・・・って言うか、言葉の節々に違和感を感じるのですが、もしかして・・・

今までも接客コンテストで私、特別審査枠に入っていたりしてますか?』

近藤「!?・・・いや~、気のせいだろう?

今回が初めてだ。大丈夫。今回もお前にちゃんと報告はする予定だったんだ。」

『・・・なぜそんなに焦っているのかわかりませんし、第一、今まで私関連でちゃんと報告されたことってないんですよね。

表彰式の件にしかり、カタクリ社長との飲み会しかり・・・

信用性が無いんですよ?』

近藤「いや~そうだったかな?もう年で忘れてしまったよ。」

『・・・まぁ、良いです。これから気を付けてくださいね。

私、東京での店長研修の期間中にカタクリ社長とお友達の仲になりましたので・・・

何かあったら、どうなるかわかっていますね?フフフ』

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