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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第14章 開催!接客コンテスト



椿姫が店に復帰して数日。

3月中旬。

椿姫が仕事に少しずつ慣れ始めた頃、メインドーナツでは接客コンテストの出場者の話をしていた。

近藤「じゃあ、接客コンテストはいつも通り、イオン杜丘店と駅前店に去年それぞれ入った新人にするでいいね。」

『はい。今回はそれだけで良いと思います。

他の人は皆コンテストに出ているし、去年入った新人だけで出場者枠いっぱいなので。』

この接客コンテストは各店舗の出場者数が限られている。
本当は全員としたいところだが、店舗数を考えたらものすごい人数になってしまう。
そのため、各店舗の人数を絞っている。今回も例年同様の人数だが、椿姫たちの店舗は昨年、新人がその人数分入ってきた。その子たちは皆、辞めずに今も働いており、接客コンテスト期間中も辞めないと言っているから今回の出場者として選んだ。

1人でも多くその経験をさせたいため、必ず出場したことのない人を優先に接客コンテストに出場させていた。

もちろん、本人の意思も聞くが、大体は出たいと言われる。
もし、新人が人数に足りていなければ、出場したい人を募る。

『それにしても、また店舗数増えましたね。

去年まで246店舗。
私が店長研修で言われた数は269店舗。
今回の出場店舗数が274店舗。

多すぎでしょ?!』

近藤「まぁ、直営店だけじゃなく、うちみたいな中小企業やもっと小さい、個人でオーナーとしてやって店舗もあるから、そこも合わせると確かに店舗数は多い。」

『個人で契約して、オーナーとしてやっても、リスクは少ないですからね。

人気店であり、そこに店舗があるだけで人が流れ込むから、老後の経営にはうってつけですもんね。』

近藤「東京を中心に関東近郊約100店舗、関西で約80店舗、あとは各主要都市を中心に店があると考えれば、妥当な数字だろうね。」

『もっと店舗増えてもいいですね。』

近藤「ところで、カタクリ社長から何か連絡来てた?」

『?何かと言うのは?』

近藤「接客コンテストについてだよ。

小林さんから「カタクリ社長直々に國生さんに話がいってるよ」って連絡貰ったから、どうなのかな〜?って思って・・・」

『あぁ、特別審査枠ですか?

今回は私も出場権あるんですよね?

もちろん参加しますよ。』


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