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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第13章 君を救いたい



彰子「う〜ん。そうは言っても、あたしはカタクリさんに会ってないからわからないけど、

男の心意気には花持たせてやんなさい!」

『・・・私どこかへ売られるんでしょうか?』

彰子「なんで、そうなるのよ?!」

『だって最近おかしいでしょう?!

こんなに自分にとって良くなってきている・・・

本当、売られそうで怖いです。

私なんて、売れる物は何も無いのに。内蔵だって、多分ボロボロですよ。』

彰子「あら?健康診断、いつも引っかかっていたっけ?」

『いえ。毎年特に異常なく、至って健康です。

強いて言うなら、年々体脂肪が減っていってて、段々痩せ気味になっていってるぐらいですね。』

彰子「大丈夫よ。そんなことは絶対ないから。」

『そんなー、わからないじゃ・・・ハッ!

もしかして、私の処女を?

そんな!私の処女なんて、対した額にならないし!
むしろ私がお金出さないといけないぐらいのはずなのに!!』

彰子「それも大丈夫よ。貴方のはじめてもものすごく高いから。」

『そんなことないじゃないですか?!

タイミングとか相手とかいなくて今まで無駄に守り続けたものですよ!

もう、腐ってきてるって・・・』

彰子「はじめてを大事にしてるなら、価値はあるわよ。

そういうマニアもいるし。」

『マニアに会ったことあります?

私はないです。っていうか、年齢的にもう手遅れなんですよ。

もう26ですよ!26!
しかも今年27!30手前ー!!

はじめてを捧げるのはもう辛い年齢です!

重いって言われるんですよ!若ければ若いほど軽く、まぁいっかーってなりそうな感じなのに・・・』

本間「國生さん、大丈夫よ。絶対そういう相手見つかるから。」

『じゃあ、そういう本間さんは?はじめてはいつですか?』

本間「えっ?...確か17の時...」

『うわぁぁぁん!やっぱりそうなんだぁーー!

やっぱり、早いうちが良いんだぁ!!』

彰子「椿姫ちゃん落ち着いて・・・」

『しくしくしくしく・・・何も、誰も私を慰めてくれる人はいない・・・

むしろ傷を抉りにきてる・・・・』

彰子「もぅ、分かったから・・・

どうしても気になるなら、直接カタクリさんにお話したらいいじゃない?

その方が解決も早いでしょ?」

『うぅ〜・・・はい。』


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