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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第11章 友人として



ぺ「(コンッコンッコンッ)椿姫、入るぞ。」

部屋に入ってきたのは、先程いなくなったペロスペローと、ダイフク、オーブン、ブリュレである。

『みなさん、どうもご無沙汰してます。』

ダ「すまねえな、カタクリはまだ来てねえんだ。」

オ「もう少ししたら着くと思うぞ。」

ブ「さっき家に着いたらこの部屋に来てって言っておいたから、すぐ来ると思うゎ。」

『ハハハ、お気にせず・・・』

そこから5人は話しを始めた。話し始めて10分程したときに、

カ「(ガチャ)すまねぇ、遅くなっ・・・た。」

部屋に椿姫がいたことを知らされていなかったカタクリは、思わず固まってしまう。

『あ、カタクリさん、この間ぶりです!』

ダ「おう、カタクリ、思ったより早かったな。ニヤニヤ」

オ「おい、そんなとこにいないで、こっちに来いよ。ニヤニヤ」

ダイフクとオーブンに促されたカタクリは椿姫の隣に腰掛ける。

椿姫はカタクリの分の紅茶を用意する。

『カタクリさん、お疲れ様です。ご用事でしたか?』

カ「あぁ、大した用事では無いが、今日の内に済ませておきたかったからな。」

『そうなんですねー。・・・このメンバーは大丈夫ですよね?』

カ「あぁ、そうだな。」

そう言ってカタクリは自信の口元に巻かれているファーを取った。

そのカタクリの行動に、ペロスペローを始め他の兄妹はポカンとしてしまう。

ぺ「カ、カタクリ?」

ダ「お前良いのか?」

オ「椿姫の目の前でそれ外しても?」

ブ「なに?どうなってるの?」

4人が混乱している所へ、椿姫から説明がはいる。

『みなさん、大丈夫ですよ。

知ってます、カタクリさんの口の話は。』

ぺ「知ってるって!カタクリ、お前話したのか?!」

カ「ペロス兄!落ち着け。

椿姫は俺のこの口に対して、普通だと言ってのけた。

この牙も個性だと言ってくれたんだ。」

『そうですよー。
世界には指が片手で6本の人もいるし、オッドアイの人や遺伝ではなく髪や毛が真っ白で産まれる人もいますよ。

そういうのと同じだと思えば、珍しいと思うだけで、普通の人間と変わりませんよ。そういうのも1つの個性です。』

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