社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第9章 兄弟姉妹
椿姫は6人の前に促された。
兄弟の前に椿姫が来たのを確認したペロスペローは、1人ずつ紹介していく。
ぺ「椿姫、まずはコイツらからだ。ペロリン♪」
ペロスペローがそう言うと、カタクリやペロスペローほど背の高い男性2人が椿姫の前に立つ。
『(デ、デカい)』
ぺ「コイツらはカタクリの3つ子の弟、ダイフクとオーブンだ。」
『.....ん?すいません、もう一度お願いします。
(カタクリさんの?3つ子の?弟?
聞き違い?)』
ぺ「だから、カタクリの3つ子の弟だ。ペロリン♪」
『......(にってねー!なんでこんなに似てないの?似てるのかろうじて目元ぐらいじゃないの?
まぁ、カタクリさんも顔の半分以上隠してるから確信ないけど、雰囲気とかさ、全然似てないじゃん!
歳が違う兄弟と言われてもピンと来ないよ?!)』
ぺ「今カタクリと似てないとか思ったか?『ギクッ』
良く言われるんだ。ペロリン♪」
『...國生 椿姫です。
よろしくお願いします。』
ダ「3男のダイフクだ。」
オ「俺は4男のオーブン。よろしくな。」
ぺ「ダイフクは万国の中では大福屋を経営している。」
『聞いた事あります。店舗数は少ないですが、あの大福を食べたら他の大福は食べれない程の出来だと。』
ダ「フンッ」
ぺ「オーブンは万国の本社内で焼き物系の機械に精通しててな、うちのグループで焼き物の類の温度や時間を細かく設定出来る機械を開発した。だから、最高のお菓子を提供出来ている。」
『もしかして、最近メインドーナツでも新しく導入された焼きドーナツ用の機械はオーブンさんが?
あの機械、すっごく細かく設定出来るから覚えるまでは大変でしたけど、よりクオリティの高いドーナツを提供出来るようになりましたね。』
オ「あぁ、そうだ。」
ぺ「他にもいくぞ。次はコイツとコイツだな。」
今度は前の2人に負けない程の高い身長の男女2人が、椿姫の前に来た。
ぺ「ビスケット専門の店を経営しているクラッカーと、
スムージーを主に様々なジュースを取り扱い経営しているスムージーだ。」
『はっ!あのメインドーナツに並ぶ3将星の店たちですか?
こっちに来た初日に食べました。飲みました。さすがは3将星の商品!とても美味しかったです。』