社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第9章 兄弟姉妹
自動販売機で飲み物を買った後、自動販売機の前にある休憩所で来る前にコンビニで買ったサンドイッチを食べる。
『モグモグモグモグ
(あぁー、思えばこうやって何も考えずにゆっくりご飯食べるの久々だなー。
いつもは店のこと考えながら食べてたから、何を食べてたかわかんない時多かったなー。)
・・・あ。』
食べてる最中、椿姫の目の前をカタクリが秘書と共に通過するのを見届けたが、その数秒後カタクリが戻って椿姫の前に来た。
カ「椿姫、おはよう。
朝飯食ってたのか?その量で足りるか?」
『カタクリ社長、中山さん、おはようございます。
足りますよ。普段も朝からこんなに食べる事ないですよ。
むしろ多いくらいです。』
カ「そうか・・・少しずつ量を増やしていけ。」
秘書「國生さん、おはようございます。
後ほどこの朝食分の代金をお支払いします。
今領収書などお持ちですか?」
『あ、はい。』
椿姫は財布から朝のコンビニでのレシートを秘書に渡す。
『今回レシートにしましたが大丈夫ですか?』
秘書「えぇ。何も問題ありません。」
『もし、領収書だった場合、宛名は何と記入して貰えば良いですか?』
秘書「宛名は無しで大丈夫です。
どうしてもという場合は”メインドーナツ 株式会社”と記入して貰って下さい。」
『わかりました。』
カ「その飲み物はどうした?」
『そこの自販機です。
来る時に丁度小林さんに会って、ここまで一緒に来たんです。
その時に自動販売機で飲み物買う場合は入場した時に使ったカードをかざせば買えるって言われたので、その通りにしました。』
カ「そうか・・・」
秘書「そのカードはこのビル内どこでも使えます。
10時からオープンする売店や社員食堂もそのカードで利用可能です。
もちろん國生さんが持ってるカードも対応しています。
社員食堂も使っても大丈夫ですよ。」
『へぇー。』
カ「ここでの支払いは全てそのカードを使え。
制限など無いから、好きなだけ使っても良い。それもうち負担だ。」
『ま、まさかの無制限!!』
カ「ところで椿姫、お前昼はどうする?」
『お昼は売店ですまそうとしてました。』
カ「なら、今日は特別なものを用意しよう。」
『えっ!』