第1章 画面越しのHappy Birthday.(第4.5章)
一方、カタクリはと言うと、、、。
社員「社長!お誕生日おめでとうございます!」
朝から社員1人1人から祝福を受けていた。
社長室に入ると祝いの花が、室内1面になるほどみっちり置かれていた。
そのほとんどがフランチャイズで契約している会社や、普段やり取りのある会社ばかりだ。
そんな時、ある人物が室内に入ってきた。
?「(コンッコンッコンッ)カタクリ、入るぞ。」
カ「・・・ペロス兄か。何の用だ?夜のパーティーでも会うことになっている。
別にその時でも良いだろう?」
ぺ「そうはいかないさ、パーティーとなるといろいろゲストもいるから話したい事も話せない。
そうなると今しかなかったわけだ。ペロリン♪」
カ「フー。話すことあるのか?」
ぺ「なーに、俺も気になってることがあってな。
・・・それよりも、この花の量すごいな。ペロリン♪」
カ「ペロス兄も、誕生日には同じくらい貰っているだろう?」
ぺ「お前ほどじゃないよ。
お前の秘書から聞いたが、また新たに契約した会社からも来てるらしいじゃないか!
やはり、お前は人気だなぁ。ペロリン♪」
カ「ペロス兄、冗談はよしてくれ。」
ぺ「クククク・・・あぁ、そうだ、椿姫から連絡は来たのか?
それを聞きたかったんだよ。ペロリン♪」
カ「...連絡は来ない。当たり前だ。」
ぺ「そんなに寂しそうにするなよ。
あれからやり取りはしてないのか?ペロリン♪」
カ「全くしていないし、することもない。」
ぺ「じゃあ、アイツがお前の誕生日を知ってるか、怪しいな。ペロリン♪」
カ「それはない。昨日、彰子にメールで誕生日を伝えてる。
それも丁度昨日聞かれたからな。」
ぺ「お前のプロフィールでもみたか?
なら彰子に椿姫に伝えてくれとは言ってあるんだな。ペロリン♪」
カ「・・・あぁ。」
話し込んでいると時刻は15時になった。
2人はメリエンダの準備をして、おやつタイムをとることにした。
その最中。
カタクリの携帯に1通のメールが届いた。
ぺ「カタクリ、メールが届いたみたいだぞ。」
カ「どうせ得意先からのメールだろう?
あとで確認する。」
ぺ「しかし・・・表示されているのは椿姫の様だが・・・」
カタクリは急いで携帯を確認する。