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陽の沈む夜に。

第2章 The Phantom Menace.2



「そのようね。貴方はジェダイの中でも優秀なジェダイよ。」

「マスター…。」

「困ったらいつでも尋ねて。」

「ありがとうございます。」

シャアクティの手が離れると、エキドナは一歩離れてシャアクの優しい目と目を合わせる。

「愛するエキドナ、フォースと共に。」

「敬愛なるマスターティ。フォースと共にありますよう。」

シャアクティの相変わらずな締め言葉を最後に、彼女の背中を見送ると、エキドナもまた歩き始めた。
すると、また新しい客人に後ろを振り返る。

「あぁ。エキドナ、準備はどうだ?」

「オビワン。ちょうど終わったところだよ。」

その声の主はオビワンで、隣にはまだ糊でぱりっとしている服を着たアナキンもついていた。

「食事は済ませたか?」

「まだよ。」

「ならよかった。明日からの事を話しながら食事にしないか?」

「わかった。ちょうどお腹がすき始めてたところなの。」

「よし、行こう。」

そう言って3人は食堂へと向かい、いろいろな話をして食堂に居座った。
ぶかぶかのローブをぞろびかせて歩くアナキンが可愛い話や、明日から午前中にマスターヨーダの基礎座学を受けてから、午後はセイバー術を教えようという話。
最初に任務を受けるならどんな任務か。
そんな話を数時間と続け、肝心なアナキンはこてっと寝てしまっていた。
アナキンのその寝顔を見ながら、エキドナはこれから降りかかる困難を何としてでも守ると夕日にかけて誓った。

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