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陽の沈む夜に。

第1章 The Phantom Menace



寛大な宇宙。
静寂を極めた宇宙に浮かぶ巨大な施設を眺むのは3人のジェダイ。
ジェダイの誰しもが嫌いな通称連合がまたやらかしてくれた。
ナブーを封鎖し、協定書にサインをするまで動かないと言い始めたのだ。

「艦長さん。」

「はい?」

お堅いと有名な艦長の、性格の現れるような凛々しい声。エキドナは少しだけこの人が苦手である。

「乗艦したいと彼らに伝えてください。」

艦長は少しエキドナを見やると、何も答えずに通信を開始した。

「恐れながら、最高議長の特使が速やかな乗艦を望んでおられます。」

「よろしい。知ってのとおり、我々の封鎖は完全に合法的なものだ。喜んで特使をお迎えしよう。」

相変わらず、気持ち悪い声が返ってくる。その皮肉と虚偽で塗り固められた返事にエキドナは少しため息をついた。

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