第23章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(後編)、の巻
僕をゆっくり、優しく揺らしながら
貴方が僕の耳に痺れるような甘い囁きを吹き込む
「君を抱いていると…君が傍にいると…俺は、何時だって幸せだよ、さとし」
「ぁあんっ////……あっ、ぁっ、……しょおダメ……ぼ、僕もぅ////」
「良いよさとし…イって?….俺もイくから…」
「んぁああっ////」
少しだけ激しく
貴方が僕を突き上げる
抱えた冷蔵庫が
ギシギシと音を立てて揺れる
貴方と僕の熱が
部屋を覆い尽くして行く
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あぁ、翔くん……
……僕も、しあわせだよ……
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「ねぇ、お腹痛くなかった?」
お互いが放った液体を拭いながら、翔くんが冷蔵庫に押し付けられて赤くなった僕のお腹を大事そうに撫でた
その手を捕まえて、にっこりと笑う僕
「痛くなかったよ。気持ちよくて、全然気にならなかったもん///」
「も〜…智くんは////」
翔くんは真っ赤になった顔を上げると呟いた
「…本当に、可愛いんだから////」
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