第23章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(後編)、の巻
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食後のお散歩を楽しんだ後
俺たちはホテルの部屋の冷蔵庫近辺(笑)にて、日頃お家では致さないようなエッチをした
それから、智くんのカラダをキレイにしてあげた後
ベッドに移動して、またエッチをした
智くんは、朝言った通り、本気で一日中エッチしている気で居るのか
何度も、何度も
俺を求めてくれた
でも、流石に俺らだって言うほど若くないわけで
数時間後には、俺も智くんもヘトヘトになってしまい
夕方には、智くんはすっかり夢の中だった
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──コンコン
「………ん〜………?」
すっかり眠り込んでいる智くんを抱いてうとうとしていたら、ドアをノックする音がした
──コンコン
「大野くぅ〜ん!居ますかぁ?」
「………ん〜………二ノか?」
どうも、ドアをノックしているのは二ノらしい
俺は目を擦りながら起き上がった
「…………あ゙(汗)」
何しろ、一日中エッチをしているつもりで居たもんだから、俺も智くんもすっぽんぽん(汗)
俺はとりあえず智くんに丁寧に布団を掛けて、慌てて服を着た
──コンコンコンコンッ
「ちょっと〜!居ないんすかぁ〜?」
「いいい今行く!今行くから!!」
俺は焦って蹴躓きながらドアに向かった
──ガチャ
「よ、よぅ二ノ!なな、なんか用かっ!?///」
「……アンタに用事はないですよ
てか、何してたんすか?」
二ノが乱れまくった俺の格好を見て訝しげに眉を寄せた
「なな、何ってその……ごごご午後のお昼寝だよっ!!(汗)」
「ふぅ〜〜〜ん」
二ノはちょっと顎を引いてジロジロ俺の全身を眺めると言った
「で?俺のにゃんこちゃんは、まだお昼寝中なんですか?」
「何だよ俺のにゃんこちゃんて…まあ、智くんは寝てるけどさ」
「ふぅ〜〜〜〜〜ん」
二ノは「怪しい」って書いてある様な顔をして俺をチロリと睨むと、手にぶら下げていたビニール袋を差し出した
「これ、大野くんに渡しておいて下さい」
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