第23章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(後編)、の巻
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「あぁ……しょ、ぉ、くん///」
「……さとし、可愛いね……愛してるよ……」
「ぁ、んっ///」
甘い囁きと共に
僕のカラダに散りばめられて行く、貴方の口付け
歩いて高くなっていた体温が
内側からの湧き上がる熱を得て
更に上がって行く
「あぁ……しょぉ……///」
「……タマには、立ったまましてみる?」
「え?////」
熱に浮かされた僕のカラダを
翔くんの逞しい腕がくるんと後ろ向きにして、冷たい冷蔵庫に押し付けた
「あっ!////」
翔くんの手によって脱がされかけていた服の隙間から晒された素肌が、無機質な冷たさに触れて
ピクリと震える
「この体勢、辛い?」
「ん、ん……平気だょ///」
腰くらいの高さのレトロな冷蔵庫に、折った上半身預け、小さく頷く僕
翔くんは、その僕の背中を撫でるように
辛うじて腕に引っ掛かっていた僕のシャツを取り去った
そして、ズボンと下着を下ろされながら、背中に翔くんのキスの雨が降る
「あぁっ……は、ぁっ……ん、////」
「さとし、気持ちいい?……苦しくない?」
「ぁ、ぁ、……きもち、ぃ……ん、んんっ……苦しく、な、ぃ////」
悶えながら返事をする僕の、すっかり裸になったカラダを
翔くんの、いつの間に脱いだのか、裸になっていた逞しいカラダが後ろから覆い被さる
素肌と素肌が触れ合う暖かさに
またジワリと体温が上がる
「はぁっ…////」
「…痛かったり辛かったりしたら直ぐ言ってね?」
後ろから覆い被さって、僕の耳に唇を付けながら
翔くんが優しく囁く
「う、ん……わか、った////」
「……んとに、可愛い///」
コクコクと、小刻みに頷く僕を見て
翔くんが愛おしそうに目を細める
そして
僕のお尻を撫でていた翔くんの手が、スッと前に回って
すっかり熱くなっていた僕をそっと掴んだ
「あぁ…///」
「さとしの、凄く熱くなってるね……俺のも、すげー熱くなってるよ……」
「はぁっ……あぁっ……////」
甘い囁きと一緒に、自分の熱を擦られて
疼く入り口に、翔くんの熱がぐりぐりと押し当てられる
僕は我慢が出来なくなって
焦らすように入り口を撫でつける翔くんの熱を捕まえた
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