第23章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(後編)、の巻
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「な、なな……七海ちゃん?(汗)」
(しゃ、喋れたの!?
てか、だいぶ口が悪くないかい!!?(汗))
余りの驚きに言葉を失って(←いや、思い切り独り言いってましたけど(笑))いたら
七海が、ふんと鼻を鳴らした
「ばかね!あたちもうしゅぐにしゃいなのよ!ちゃべれるにきまってるじゃない!」
「えっ?あ、いや………す、すみませんです(汗)」(←姪っ子に敬語(笑))
七海はじろりと俺を睨んむと、またベチベチ俺の腕を叩いた
「もぅ!しょーおじちゃんといても、ちゅまんないでちゅ!
あたちは、さとちくんと、いっしょがいいんでちゅっ!!(怒)」
ぷりぷり怒って俺の腕を連打する七海
何気に結構痛い(汗)
「そ、そんなコト言ったって、智くんたちはコレから料理すんだから、邪魔しちゃダメだろう?
我慢しろよ(汗)」
「あたちは、まだにちゃいにもみたない、あかちゃんなんでちゅよ!
がまんなんか、できるわけないでちょう!(怒)」
「 いいいや、そう仰いましても…(汗)」(←また敬語だし(笑))
「何だか賑やかっすね」
暴れながら悪態を付く七海を持て余していたら
如何にも寝起きって顔した二ノが目をこすりながらやって来た
「賑やかも何も…(汗)」
「………………ん。」
二ノの顔を見ると、七海が急に大人しくなって、二ノに向かって手を突き出した
「ん?なに?……抱っこしろって?」
まだ眠そうに目をショボショボさせて、七海の顔を覗き込む二ノ
七海はソレを見ると身を乗り出して、更に手を突き出した
「ん〜!」
「な、何だか解んないけど、そうなんじゃないのかな?(汗)」
「ん。」
そうだと言わんばかりに頷く七海
普通に喋れる癖に何で「ん」なんだろうとか思っていたら
二ノが七海に向かって手を伸ばした
「へえへ。女ってのは小さい頃から我が儘な生き物っすね」
台詞とは裏腹に甘い顔で微笑みながら、俺の腕から七海を抱き上げる二ノ
「ん〜♪」
「ふわわ……俺、まだ眠いんだよね……お前、一緒に寝るか?」
「ん♪♪」
「よし、じゃあ昼寝すっか、昼寝」
二ノはニコニコ笑いながらそう言うと
すっかりご機嫌になった七海を抱いて、またキャビンに戻って行った
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