第22章 櫻井家＋αの沖縄(どたばた)家族旅行！(前編)、の巻

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「ねぇえ、にぃのぉ！もぅお部屋戻って良いでしょ？」


僕は、二ノと相葉ちゃんの部屋のソファーに座って、目の前でぷりぷり怒っている二ノの顔を伺った


「ダメです。あんな変態のとこに俺の可愛いにゃんこちゃんを置いておけません！」


二ノは腕組みしてこれ以上は無理だろうって位にほっぺを膨らますと

上目遣いで僕をキッと睨んだ


「もぉ〜！だから、さっきから言ってるじゃん！違うんだってぇ!!////」

「ダメったら、ダメっ!!(怒)」

「にぃのぉ〜!!(泣)////」


僕は立ち上がると、半べそをかきながら二ノの腕を引っ張った


(もぉ〜…どう言えば解ってくれるんだろぅ…////)


僕は、二ノの腕を掴んだまま項垂れて溜め息をついた


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何故

僕が二ノと相葉ちゃんの部屋にいて、二ノがこんなに怒っているのかと言うと


あの後

翔くんが、鼻血を出し過ぎて貧血で気を失ってしまった後


その恥ずかしい現場を、二ノに見られてしまったからで…

…何で二ノにその現場を見られることになってしまったかと言うと…


…それは…


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