第22章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(前編)、の巻
一体、何きっかけで智くんのお目めがキラキラになってしまったのかは、さっぱり解らなかったが
兎にも角にも、智くんが何だか俺に惚れ直してくれたらしい
熱い視線を送りながら、顔を真っ赤に染めて
「翔くんスゴい、カッコいい」
を繰り返し呟いている(笑)
「そんなカッコいいカッコいい言わないでよ智くん、照れるじゃん////」
「だって、翔くんカッコいぃんだもん////」
「もぅ、そんなコト言ってぇ!智くんたら可愛いんだから♡」
「んん〜っ!だってだって翔くんカッコいぃんだもん!コレ、僕の!僕の旦那様ぁ♡」
目をんぎゅっと瞑って、むにゅっと俺に抱き付いた智くんが、嬉しそうに俺の胸に頬ずりした
(Σくをぉあっ!!…かかっ…かかかっ…!!!)
「可愛いぃーーーッ!!!////」(←また抱き潰しました)
「あぁ〜ん///翔たんはかっくぃい////」(←抱き潰されながらまだ“カッコいい”言ってます(笑))
ヒシと抱き合う俺と智くん
もう、こうなってしまったら最後
…例のヤツが始まってしまう(笑)
「うぅ〜ん!さとちくん、可愛い♡」
「やぁ〜ん!しょおたん、カッコいぃ♡」
「さぁ〜とちくん♪」
「しょ〜おたぁん♪」
「……俺、裕子ちゃんが来るまで、一人でアレにアテられてなアカンのか(汗)」
仲良く何時ものヤツに興じる俺らを見て
村上がウンザリしたように呟いた