第21章 BAR Loutsの一日、の巻
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PM.9:00
客足はピークで大忙しのBAR.Louts
だけど、そんなコトお構いなしのOL風お姉さんたち
今度は残された二ノに質問責めを開始する
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「えぇ〜?どっちから先に告白したんですかぁ?」
「最初の時ってやっぱ超痛かったりとかしたんですかぁ?」
「デートとかって普通に手とか繋ぎますぅ?」
「たまに受けと攻めが逆になったりとかってすんですかぁ?」
「……あんたらね」
無遠慮なお姉ちゃんたちに、ちょっと切れ気味の二ノが、カウンターに両手を付いてお姉ちゃん’sを睨む
「あのな、人のプライベートに首突っ込むのも大概にしろよ
…俺は雅紀みたいに人間が出来てないから客相手でも普通にキレるときゃキレるからな」
「「えっ…(汗)」」
二ノの迫力に圧されるお姉ちゃん’s
シラスパスタを完食してお帰りです(笑)
「…ったく、面倒くさい客を押し付けんなよな(怒)」
迷惑なお姉さんたちが帰った後、相葉くんに文句を言う二ノ
そんな二ノにさっと軽くキスをしてウインク(両目(笑))する相葉くん
「……客の前で止せや////」
「良いじゃん(笑)たまにこうやってね、“二ノは相葉さんのモノですよ〜?手ぇ出したらダメですよ〜?”ってアピールしとくの(笑)」
「……アホか////」
何だかんだ言って、熱々なお二人(笑)
だけどお店は大賑わいですから、お仕事お仕事
「すいません。彼女にノンアルコールのカクテル作って下さいませんか?」
常連客の一人が相葉くんにオーダー
「はい、只今」
飛び切りの営業スマイルでシェイカーを握る相葉くん
「……」
仕事をしつつ、横目で熱心に相葉くんがシェイカーを振る姿を見る二ノ
その視線に気付いて、また(両目で)ウインクする相葉くん
「……///」(←出来ないならウインクすんなよと思っている)
「♪♪♪」(←早く店仕舞いして二ノとイイコトしたいなぁと思っている)
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夜も更けて参りました
そろそろピークはお仕舞いです
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