第20章 ぷちバケーションin保養所、の巻
「智くん///」
「うふふ、なぁに、翔くん♡」
「愛してるよぅ、智くん♡」
「僕もぉ、愛してるよぉ、翔くん♡」
「さぁ〜としくぅ〜ん♡」
「しょぉ〜お……あ、そう言えば」
「ん?」
何時ものヤツ(笑)の途中で
智くんが、テーブルの上に置かれた、開封せずに忘れて放置していた、ぶっちょからの小包を見た
「アレってなんだったのかな?
わざわざ管理人さんに今日中に届けてくれなんて頼んだものだったのに
…生物では無さそうだけど」
「う〜ん、仕事関係のものなら俺に連絡が来てるだろうし…なんだろね?」
「ん〜…開けようか?」
智くんは膝立ちしてテーブル迄行くと、その上に置かれた小包を手に取った
「案外重いんだよねぇ………あ、箱が出てきた」
智くんが小包の包装を剥がすと、中から何の変哲もない茶色い小箱が現れた
「何がはいって………………あ////」
「ん?どうしたの智くん?」
箱の蓋を開けて、真っ赤な顔で固まる智くんの手元を覗く
「………あの、エロオヤジ(怒)」
箱の中には
赤マ◯シドリンク数本と潤滑用ジェルが、一個ずつご丁寧にリボンが巻かれて収まっていた