第6章 浮気は男の甲斐性? の巻
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必死に智くんは俺のだぞアピールする俺
「もういいや…キャベツとたけのこ下さい…あと、しめじ♪」
「はいよっ!」
結果、智くんに呆れられる。
「はい!何時ものおまけ入りだよ!今日はかぼちゃ!」
「わぁーい♪ありがとおじさん♡(にっこり)」
(Σあぁっ!智くんが必殺営業スマイルをかましているっ!!)
「お、おう!毎度っ!!////」
(Σそしておっさんが赤くなっているっ!!!)
「さてとぉ、次はスーパーね♪」
智くんは動揺する俺の手を引っ張って、今度はスーパーに向かった
「翔くん…お菓子とか、カップラーメンとか、カゴに入れたら駄目だよ?」
「はぁ〜い!」
移動したスーパーにて、カートを押しながら店内を物色する
「…………」
俺は、智くんがお肉とみらめっこしている隙に新商品のウインナーをカゴに突っ込んだ
だって、お菓子じゃないも〜ん♪(←だから一緒に行きたくないって言われるんだよ(笑))
智くんはどうやら、豚肉の薄切りと牛肉の薄切りのどっちを買うかで悩んでいるようだ
「翔くぅーん、どっち食べたい?」
智くんがカートを掴んだ俺の腕に寄り掛かりながら言った
「う〜ん…今日は豚肉って感じかな?」
「んふふ、OK♪」
(可愛いなぁ…って、何か殺気じみた視線を感じるぞ!?)
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