第20章 ぷちバケーションin保養所、の巻
「僕……変だよね///」
シャワールームで二回もえっちしてしまった後
すっかり腰砕けになってしまった僕は、翔くんにおんぶして貰って車に向かっていた
「変って、何が?」
僕を背負った翔くんが、首を傾けて少し後ろを向いた
「何って…だって…あんなトコで…その…///」
「旅行先ってさ、普段の日常から離れて開放的な気分になるよね」
「…え?///」
「俺は滅多に見れないエッチな智くんが見れて、なんだか得した気分だよ?」
「…ばか///」
僕は自分のコトを“エッチ”だなんて言わたのが恥ずかしくて
翔くんの傾斜が激しい肩に顔を押し付けて隠した(←撫で肩とは言わないのね(笑))
「えへへ、あんなエロ可愛い智くんが見れるなら、俺はいくらでもバカになりますよ♪」
「…嘘だよ、バカだなんて。翔くんはすんごく頭が良くて、カッコいいんだもん///」
「いいやバカだよ、智くんバカ(笑)」
「ふふ、なにソレ?どう言う意味?(笑)」
「だからね?」
翔くんは、よいしょって感じで僕のお尻を支え直して言った
「智くんのコトが、バカみたいに大好きだって事だよ(笑)」