第20章 ぷちバケーションin保養所、の巻
保養所に戻った僕は、翔くんをそのままベッドに寝かせた
そして僕は、ベッドに横にした翔くんにしがみ付きながら眠りについた
翔くんは、やっぱり薬も飲まされていたんだろう
朝まで、ずっと眠りっぱなしだった
「ん〜……ん?」
「おはよ、翔くん」
「ほえ?…おはよぅ??
え?……俺、確か一回起きて朝飯食って、んで、レンタカー借りに行って…」
「それは、昨日の話し」
「へ?」
「あのね?」
僕はまだ寝ぼけている翔くんを、ギュッと抱き締めて言った
「絶対に怒らないって約束して、僕の話し聞いてくれる?」
「?うん…」
その後
寝ている間に起きた事を聞いた翔くんは、想像以上に怒り狂って
彼女の元に殴り込みに行きそうな勢いだった
僕は、そんな翔くんを宥める為に、仕方無く奥の手を使った
「翔くん絶対怒らないって言ったのにぃ…許してあげてよぅ(うるうる)///」(←奥の手=嘘泣き(笑))
「Σはぁっ!!ささ智くん泣かないでっ!!
怒ってないからッ!!!もう許す!!!あの子のしたことは無かったコトにするッ!!!(汗)」
「…本当に?///」
「本当だよぉっ!!だから泣かないでぇっ!!!(泣)」(←そして自分が泣く(笑))
…効果覿面、です♡(てへ☆ぺろ)