第20章 ぷちバケーションin保養所、の巻
─閑話休題・にノあいの呟き─
in ニノと相葉ちゃんちの寝室
久し振りに閉店まで相葉ちゃんのお店を手伝ってオネムな二ノを、相葉ちゃんがベッドで抱きしめて横になっている
「ふわぁ……ねみぃ」
「ふふ、お疲れ二ノ♪」
「んとだよ……忙しいじゃねぇか」
「はは、二ノが店で働き初めてから、お客さんが増えたんだよ(笑)」
「ふぅ〜ん、そうなんだ?」
「そう、二ノ可愛いから♪」
「……俺は客寄せパンダか」
「違うよぉ、俺の恋人♪」
「……///」
「ちょっと妬けるけどねぇ、どんなに色目使ったって、ソレは俺のだよぉ〜だ、なんつって自慢に思ったりして(笑)」
「……ばぁーか////」
寝返りを打って相葉ちゃんの胸に顔を押し付ける二ノ
ソレをニコニコ笑いながらしっかり抱き締める相葉ちゃん
「そう言えばさ、櫻井くんの失踪事件って結局どうなったの?」
「どうもしなかったみたいだよ?大野くんは」
「え?どう言うコト?」
「櫻井さんが無事に帰ってきたからもう良いんですって」
「ふぅ〜ん」
「だから俺が代わりに裏で手を回して相手のヤリマン女をクビにしてやりましたけど」
「……(苦笑)」
「あ、大野くんに言うなよ!
あの人可哀想だから会社に戻してあげてなんて言いかねないんだから!
…ったく、人が良すぎんですよ大野くんは」