• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第20章 ぷちバケーションin保養所、の巻





「………」



女の子は顔を上げると、じっと僕の顔を見詰めた


それからまた俯くと、小さな声で、ボソボソと話し始めた



「……悔しかったの……あたしの誘いを断った男なんて、初めてで……

……しかも、その人の恋人が男だったなんて……許せなかった」

「……」



僕は黙って彼女の話に耳を傾けた



「……昨日、偶然……スーパーで櫻井さんとあなたを見掛けて……

……凄く仲が良さそうで……余計に腹が立って……

……それで、別れさせてやるって……」

「…どうやって翔くんを此処に連れて来たの?」

「……セクフレを呼び出して、そいつに手伝わせたのよ」

「……せく…ふれ?(てなに??)」(←笑)

「……それで……保養所の前で待ち伏せして……

……1人で出てきたから丁度良いと思って……

……ちょっと声を掛けて、人気の無い所に誘い出して……防犯用のスタンガンで気絶させたのよ」

「で、そのせくふれさんに手伝ってもらって運んだの?ここに?」

「……そうよ……

……アイツ、あたしの体に溺れてるから、手伝わなきゃ二度とヤラセてやんないって言ったら、何でも言うこときくもの」

「……そう」



僕は、少し震えながら話す彼女の手を握った



/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp