第20章 ぷちバケーションin保養所、の巻
「大丈夫?とりあえず、上がろっか?」
「ん〜…ごめんなさい///」
「何誤ってるの?智くんがのぼせやすいの忘れてエッチなんかしようとした俺が悪いのに」
「…違ぅもん……こんな、すぐのぼせちゃう、お子さまな体質の僕が悪ぃんだもん///」
申し訳無さそうに、キュッと下唇を噛んで俯く智くん
(Σふぉおーーッ!!智くんめっちゃめちゃかわうぃいーーッ!!!////)
「食いてぇーーッ!!でも超絶がまんだぜッ!!!///」
ザバッ
「きゃ///」
俺は智くんを抱きかかえたまま浴槽から出て、脱衣場へ智くんを運んだ
それから、智くんを椅子に座らすと、其処に置いてあった扇風機を付けて、智くんの体をバスタオルで丹念に拭いてあげた
「気持ち悪くない?平気?何か飲む?」
「ん……気持ち悪くはないけど、お水飲みたいかな///」
「水ね、ちょっと待ってて?」
俺は急いで冷蔵庫に入っているミネラルウォーターを取りに行った
「智くん、はい!」
「んん〜…///」
キャップを開けて水の入ったペットボトルを差し出したら、智くんが可愛く下唇を噛んだまま、首を振った