第19章 ライオンキング出張へ行く、の巻
(…次かぁ…)
後五回寂しい夜をやり過ごしたら
智くんとの目眩く天然温泉休暇が待ってるんだ
「…俺、ガンバ(泣)」
きゅるるるる〜…(←翔くんの腹の音)
(…何か食うか(汗))
俺はもそもそとベッドから這い出てキッチンへ向かい、冷蔵庫を開けた
「…あ」
ソコにはラップに包まれた、智くんお手製と思われるオカズたちの数々が…
「…智くん///」
よく見れば、炊飯器にはタイマーしておいたのであろう、炊き立てのご飯が出来ている
「…俺って、やっぱ幸せものだな///」
俺は冷蔵庫からオカズを取り出してチンすると
智くんの愛を感じながら、愛妻が作ってくれた夕飯を食べた
で
その頃、大宮コンビは…
「きゃははは!マジですって!!」
「嘘にゃ!しゃかだち(逆立ち)ちて出来る訳にゃいらん!!///」
「だってぇ、じっさいヤったんらもぉ〜ん!!」
「嘘らぁっ!!///」
「本当らって!こうやってぇ…」
「うにゃあっ!!///」
──ドテッゴチッ
「いにゃあぁ〜〜い///」
「にゃはははははっ///」
翔くんのコトはキレイさっぱり忘れて盛り上がる二人
…翔くん、ガンバ(笑)