第19章 ライオンキング出張へ行く、の巻
「………え?」
泊まる?
…留守の間って!?
「ちょっとニノ、何言って…」
「雅紀もそうしろって♪」
え
「あ、相葉ちゃんも?本当に??」
「本当ですって(笑)仕事も休みますから、ずぅ〜っと二人で居れますよ♪」
Σえぇっ!!?
「し、仕事まで!?だってニノ仕事始めたばっかで…」
「良いの!
大野くんが1人でメソメソしてると思ったら、仕事なんかしてられませんもん」
「だけど…」
「良いの!!」
ニノは前を向いたまま、ぷぅっと膨れた
「何すか!大野くん、俺と二人っきり、嫌なんですかっ!!」
「嫌な訳ないじゃん!だけどさ…」
「じゃあ決まりね♪」
嬉しそうに笑うニノ
「………もぉ///」
僕は諦めて、ニノの肩に頭を乗せた
「……もぅ……皆、僕を甘やかしすぎだよ///」
「何言ってんですか」
ニノはご機嫌でニコニコ笑いながら言った
「可愛い子をお世話したくなるのは、自然の摂理ってもんですよ♪」
「何だよもぅ…僕もう、可愛いって年じゃないもん///」