第19章 ライオンキング出張へ行く、の巻
「Σどぅえぇええーーーっ??!」
「…う、ウルサいな…そんなに大声で叫ぶような事か?!」
「叫ぶような事でしょうよっ!!」
俺はぶっちょの禿頭をがしっと掴んだ
その日の朝
出社てすぐに俺は、ぶっちょに呼ばれた
朝っぱらから呼ばれる用はろくなもんじゃないコトが多かったので、嫌な予感はしていたのだが…
「非道いじゃないっすか!
何で俺が出張なんすかっ?!新婚さんに出張は御法度っすよッ!!(泣)」
俺は掴んだ禿頭をガクガクと揺さぶった
「や、止めんかッ(怒)」
「出張を取り消してくんなきゃ止めないもんッ!!(泣)」
「止めないもんじゃないだろがッ!お前はアホか(怒)」
「アホでもヘタレでも撫で肩でも好きな様に呼んで下さいっ!!でも、出張はいやぁーーッ!!!(号泣)」
一泊二日の社員旅行すら、智くんと離れ離れになるのが耐えられなくて行かなかったって言うのに!!
「一週間も智くんと離れてたら、俺死んでまぅうーーーッ(超号泣)」(←一週間でこの騒ぎ様(笑))
「イイ大人がだった一週間くらいでなんだ(怒)」
「イイ大人だから一週間持たないんじゃないっすかッ!!!(超絶号泣)」(←こらこら(笑))