第18章 翔くんの病気疑惑、の巻
智くんと何時ものヤツ(笑)に興じていたら、いつの間にやらニノが帰ってしまっていた
で、コレでなんの気兼ねもなく思い切りイチャイチャ出来るぜとか思った俺は(←気兼ねなんかしてたんすか?)
今だとばかりに智くんを抱き寄せて膝の上に乗せた
「智くん、さっきニノ何言ってたの?」
「ん〜?…秘密ぅ///」
Σ秘密ですって奥様っ!?
「何でだよぅっ!俺に隠し事すんの智くんっ!!」
「だって、僕の事じゃないもん」
智くんは俺にぴったりと密着すると桃色吐息を吐き出した
「…僕のことだったら何だって話すよ?
だって、僕の頭の天辺から足の先まで…
ん〜ん、吐き出す吐息の一つだって全部翔くんのものだもの」
お、奥様ったらっ!!///
「…僕ね、一個内緒にしてたことがあるの」
智くんは飛びっきり色っぽくカラダをクネらせて俺の首筋を指で辿った
「な、内緒に……してた、コト?///」
「そう……翔くんが健康診断に行った日の朝……僕が元気ないって、翔くん言ってたでしょ?」
「あ…」
そうだ
そもそもソレが俺が勘違いする発端になったんだったよな
「僕ね、急に翔くんが遠くに行っちゃう気がして…怖くなっちゃったの」
「…智くん…」