第18章 翔くんの病気疑惑、の巻
「ぅぎゅっ(汗)」
ニノの発言を聞いて、翔くんの腕に更に力が入る
(あ、これ以上締め付けられたら、マジ死ぬかも(汗))
「しょぉくぅ〜ん……くるちぃょ///」
「Σはぅあっ!!ゴメン智くんッ!!!///」
「んっ………ふぅ////」
漸く腕が緩んでマトモに息が出来た(←どんだけ(笑))
「Σあぁっ!智くんたらそんな色っぽい溜め息ついちゃってからにっ!!///」
「い、色っぽくなんかないでしょ///」
「い〜や!色っぽい!!あんど可愛い♪」
「え〜?さっきの翔くんのがかわいかったもん♪」
「そんな訳ないじゃあ〜ん!可愛いのは、さ・と・し・きゅん♡」
「んん〜っ!違うもぉん!かわいいのはぁ、しょ・お・たん♡」
「うぅ〜ん、さとちぃ♡」
「んん〜っ、しょぉたん♡」
「………俺、今日はもう帰るわ」
「やっぱ、さとちが一番可愛いなぁ♪」
「違うもぉん!しょぉたんが一番かわいいのぉ♪♪」
「一番はさとちぃ♡」
「一番はしょぉたん♡」
「………マジ、付き合ってらんねぇな」
何時も通りの掛け合いに夢中になっていた僕は
ニノが呆れて帰ってしまった事に全く気が付かなかった
……
ニノ、ゴメン///