第18章 翔くんの病気疑惑、の巻
「「こんばんはぁ!」」
「ふふ、いらっしゃい(笑)」
今日は土曜日
仕事の疲れを癒やし、日頃の鬱憤を解消する、ご褒美の日
一週間の中で最も素敵な、智くんとのデートの日だ
そして俺たちは今
お決まりのデートコースの締めの、相葉くんのバーへやって来ていた
「ほぉんとに、何時も仲良しだよね、二人は(笑)」
「当たり前じゃん!」
何故か得意げに胸を張る俺
それを見て智くんが嬉しそうに笑った
「んふふ…翔くんたら///」
「だってそうでしょ智くん?当たり前でしょ?」
「うん♡」
超絶プリティースマイルを浮かべて俺の腕に絡み付く智くん
「Σんがーッ!!智くんがめっちゃかわうぃいっ!!!///」
「あんっ///」
そして例に漏れず智くんを抱き潰す俺
…いい加減、どうよ(苦笑)
(でも仕方ないんだ!
智くんが可愛すぎるのがイケナイんだ!!
まだ公衆の面前で頂きますしないだけマシなんだッ!!!)
「こ、公衆の面前でエッチだけは、よしてね////」
「………はぃ(泣)」(←また口に出してたんかいなと思っている)
がっくり頭を垂れた俺に、相葉くんがおしぼりを差し出した