第18章 翔くんの病気疑惑、の巻
渋い顔して黙り込む潤くん
(そう言えば、潤くんって大概誰にでも強気だけど、何故かニノには弱いよなぁ)
何て思っていたら、ニノが僕の手を掴んで引いた
「さ、こんな性欲の塊と一緒にいたら、想像妊娠させられますよ!早く帰りましょう!」
「でも僕、想像でも妊娠出来ないよ?」
「だから、そう言うコトじゃないでしょがっ(怒)」
「ハハハハハ」
僕とニノのやり取りをカッコ良く腕組みしながら聞いていた潤くんが、笑い出した
「お前らは本当に仲が良いな(笑)」
「話に入って来ないで下さいよ潤くん!しっ、しっ!」
「犬やら猫やらじゃねぇんだから、しっしって事は無いだろう」
また渋い顔をする潤くん
(でも、あんまり怒んないんだよね(笑))
きっとコレが他の人だったり、ましてや会社の人だったりしたら、容赦ないんだろうけど
(……ん?ちょっと待って?)
「潤くん、会社は?平日休みなんかあったっけ?」
「ああ、今丁度昼飯を食いに出た所だよ」
「え?今!?」
僕は時計を見た
もうすぐ三時になるところだ
「お昼ってより、もうおやつの時間じゃん!///」
「おやつって、お前、大人には関係ないだろ(笑)」
だって、翔くんは食べてるもんっ!!///(←常に基準は旦那様(笑))