第17章 ロンドンからの刺客(笑)、の巻
「ニノ、怒って帰っちゃったねぇ」
「うん」
抱き合ったまま、ニノが出て行った扉を見ていたら、亀が申し訳無さそうに言った
「…智さん、僕…」
「気にしないでって言ったでしょ?」
智くんは、ニッコリ笑うと亀に言った
「僕、思うんだけどね、亀くん」
「はい…」
「ちゃんと話し合えば、奥さんも解ってくれるんじゃないかな?」
「……智さん」
智くんは、抱き付いた俺の肩にちょこんと顎を乗せると、またニッコリ微笑んだ
「だって夫婦だもん♡」
「あぁっ!!智くんメガカワユスッ!!!///」
むぎゅっ
「あぁんっ///」
「智くん、めっちゃ愛してるよーーっ!!!」
「僕もメチャメチャ愛してるぅ♡」
「俺なんかめちゃめちゃめちゃめちゃ愛してるぅ♡」
「いっやぁん♡
僕なんか僕なんかぁ、メチャメチャメチャメチャメッチャメチャ愛してるぅ~っ♡」
「なにぃ~?
俺なんて俺なんてぇ、めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ…」
「本気でね、放っておいたら何時間でもしてるよ、コレ(笑)」
呆気に取られている亀に、相葉くんがそう言うと、亀は長い溜め息を付いて言った
「…マジっすか(汗)」
マジですよ(笑)