第17章 ロンドンからの刺客(笑)、の巻
「ワリィワリィ(汗)
彼は俺の大学時代の友人で、亀梨だよ。
亀、コッチが例のお坊ちゃんで、二宮くん。
俺らはニノって呼んでるけど」
俺が二人をそれぞれに紹介すると、亀はスッとスマートに歩いて俺の後ろに立ち
ニノに手を差し出した
「どうも初めまして二宮さん、亀梨です。良かったら亀って呼んで下さい。
貴方の事は、なんてお呼びすれば?」
「ニノでいいっすよ。敬語も要りません」
「そう…じゃあ、ニノ宜しくね」
「はぃ、どうもヨロシク」
亀はニノに軽く会釈すると、カッコ良く俺の隣に座った
「…ちきしょう…なんか、カッケーな」
「そうだねぇ、亀くんってなんか、仕草とか凄くカッコイいよねぇ」
「Σえっ?!」
そ、そんなっ!!!
奥さまったら、旦那の目の前で他の男を誉めるなんてっ!!!!(←面倒臭い男(笑))
「ふふ…でもぉ、翔くんはぁ……何にもしてなくてもぉ、カッコイいっ♡
…きゃっ!言っちゃったっ///」
Σおおお奥さまっ!!!!
「そんな君はめちゃ可愛いぃいいッ!!!!」
がばっ
「あぁんっ///」
「…ニノ…この人達って、何時もこの調子なの?」
「えぇ、死ぬほど鬱陶しいっすよ」