第2章 新婚な俺たち、の巻
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「おはよう!お兄ちゃん!今日も可愛いねぇ!」
「おはよ、おじさん(笑)玉ねぎとレタス頂戴?」
お買い物に出掛けた僕は、早速何時も行く八百屋さんへ行った
ここのおじさんは僕の事“可愛い”て言ってオマケしてくれるの♡
…ヤキモチ妬くから翔くんには内緒(笑)
「はいよ!トマトおまけしといたよ!」
「わぁい!有り難う(にっこり)」
「お、おう!毎度!!///」
何故か赤くなるおじさんにバイバイして近所のスーパーへ
お肉コーナーで暫し悩む
(ん〜…鶏肉と牛肉どっちにしようかな?鶏肉のが安いけど…あ、牛スジ無いかな?)
「すいませ〜ん」
「はい!いらっしゃいませ!何でしょう?」
「(気のせいかな?僕が呼ぶと何時もこのお兄さんが来るような)あ、牛スジありませんか?」
「あります!無くても出します!少々お待ちを!」
(無くても出すってどうゆう事だろ?)
なんて思いながら、お肉コーナーで待つこと数分
「お待たせいたしました〜♪」
「ありが…なんか異様に安くないですか?」
百グラム五十円って(汗)
「いんです!あ、でもアナタだけ特別なんで他のお客さんには内緒にして下さいね!」
「…はあ」
「イイお肉ですよ〜♪また何かありましたら何時でもお声かけ下さいね!」
「(良かったちゃんとしたお肉なんだ)有り難う御座います(にっこり)」
「///どぉいたしましてっ!」
(何かこのお兄さんも何時も赤くなるな…へんなの)
僕はお兄さんの態度を不思議に思いながらも買い物メモに書いた品をカゴに入れて、レジへ向かった
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