第2章 新婚な俺たち、の巻
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僕は長い間…大好きだった人の愛人をしていた
でも
翔くんと出逢って、恋をして…
…翔くんと、心から愛し合うようになってしまった僕は、彼の元から去り、翔くんと一緒になったのだ
その彼を思い出すと、僕の胸は、未だにズキってなってしまう
だって僕は
彼を裏切った上に自分勝手に彼の元を去るっていう、最低なことしてしまったから…
…なのに、こんなに幸せになっていいのかな…ってそう思って胸が痛むのだ
勝手に彼と別れたクセに、あり得ない程幸せになってしまった事を、申し訳なく思って…
………あり得ない程、幸せに………
………あぁ幸せ///(←笑)
(あ、やばい、にやけちゃった(汗))
…でも
(潤くんゴメン…やっぱ、僕、幸せ////)←結局ね(笑)
「て、一人でニヤニヤしてる場合じゃないし!」(←急にまた我に返った(笑))
と、言う訳で、お掃除お掃除っと♪(←笑)
んで
僕は洗濯と掃除を済ますと、急いで冷蔵庫を開けて中をチェックした
「作り置きするんだから、カレーがいいかな?…んと、じゃがいもあるでしょ?ニンジンと…あ、玉ねぎが無いや」
僕はひとりブツブツ言いながら買い物のメモを書いて、マイバック片手に部屋を出た
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