第4章 奥様(♂)を家族に紹介! の巻
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『あ、そうだ!!』
「な、何だよ?(汗)」
何やら思い付いたらしい妹の鼻息が、一層荒くなった
『偶然を装って会わせるってのは!?絶対さとちゃんの顔見たら墜ちるんだから!!』
…何か方向性が妖しくないか?
『今度の土曜日!
私がおっ!の事買い物にでも誘うから、お兄ちゃんはさとちゃん連れて来てよ!
ね、イイ考えじゃない!?』
「お前さ…おって…(汗)」
『いい?今度の土曜日!
ん〜…時間と場所は、おっ!の予定を聞いてからメールするから!』
「いやだから、おって…」
『じゃあね!
もしも失敗した時にさとちゃんがショックを受けるといけないから、さとちゃんには内緒にすんのよ?
良いわね!!』
言いたい事だけ言うと妹は一方的に電話を切った
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