• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第12章 しのぶと呼ばれたの~♪、の巻





「…ヨダレ垂れてる(笑)」

「……くかぁ〜………智くぅ〜ん……むにゃむにゃ…」

「ふふ…僕は、ココに居るよ?」



真っ赤に瞼を腫らして、ヨダレを垂らしながら熟睡する愛しの旦那様を抱きしめる



「…ただいま翔くん。心配掛けてゴメンなさい……愛してるよ」

「……へへ………へへへ///」

「ん?翔くん起きたの?」



顔を覗き込むと、可愛くにま〜っと笑って

…寝ている(笑)



「きっと僕が居ない間良く眠れなかったんだね」(←良く眠れないどころか、殆ど寝てません)



僕は助手席のリクライニングをそっと倒して、翔くんの体を背もたれに倒した

それからそぉっと翔くんのお膝の上に向かえ合わせに跨り、抱きついて座る


体中が翔くんの暖かさと匂いに包まれる

ほっこりとした幸せな気持ちに、思わずため息が漏れた



「はぁ……翔くん、寂しかった?…僕もね、ちょっと寂しかったよ」



(ちょっと何て言ったら翔くん『なんで“ちょっと”なの!』とか言いそうだなぁ(笑))



僕は翔くんのテカテカ光る唇をティッシュで拭いながら思った



(でも…だってさ、何かスパイになったみたいで、ちょっと楽しかったんだもん♪)



だけど

そんなコト言ったらまた翔くんが大変なコトになっちゃうから

翔くんには、内緒


…ね?///





/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp